自宅でできるかんたん温熱療法
温めるときは、蒸しタオルを使うと便利です。その他には、カイロや湯たんぽ、ドライヤーの温風(15cmほど離して)、シャワーなども最適です。温める場合、どこを温めるかによって効果に差が出ます。
首や肩には、より効果的な温めポイントがあります。そのひとつが、首の後ろ側。この部分は筋肉がこりやすい部位です。特に首こりの場合は重点的に温めましょう。また、鎖骨の下も効果的です。このあたりのこりも体幹こりの一種ですので、温めると肩がラクになります。もちろん、患部である方も温めポイントです。シップなどの外用薬を使用するときにも応用できるので、覚えておくといいですよ。
なお、長時間温めすぎると低温やけどの可能性があるので、目安は最長30分程度までにしましょう。
1. 首のうしろ・・・首こりの場合は、特に疲労物質がたまりやすい。耳たぶの付け根のあたりや首筋も温めるとよい
2. 鎖骨の下・・・つねに腕の重みで引っ張られている部位なので、温めてほぐすと肩がラクになる。
3. 肩・・・温めると、血行促進に加え、痛みの感じ方が鈍くなる効果もある。
その他・・・体幹がこっている場合は、大胸筋や背中、ハムストリングス、ふくらはぎなども温めるとよい。
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